仕事の幅が広い内科看護師の特徴とは?

内科看護師の特徴とタイムスケジュール

内科看護師の特徴とタイムスケジュール

内科ではさまざまな疾患や検査で受診される患者さんを相手にしているため、急な発熱や吐き気といった急性疾患から高血圧や糖尿病といった慢性疾患の患者さんまで幅広く治療しています。そのため、内科看護師の仕事の幅も他の診療科目よりも幅が広くなっています。内科看護師の働き方の特徴と1日の仕事の流れについて紹介していきます。

働き方の特徴

働き方の特徴

内科クリニックは平日の月曜日から金曜日は決まった診療の形式があり、その中に定休日を設けているところが一般的です。そして土曜日の診療は半日であるところが多いです。平日に受診することが難しい会社員の方などは土曜日に受診することが多くなるため、土曜日はどこのクリニックも混みあい忙しいのが特徴です。
ほとんどの病院やクリニックでこのような働き方を取り入れていますが、クリニックの中には特徴的な働き方をしているところもあります。そのため、クリニックによって働き方も異なりますし、場所によってその特徴も大きく変わることがあります。また、インフルエンザなどが流行する時期や季節によって忙しさも変わってきます。

午前のスケジュール

午前のスケジュール

ここではクリニックで働く内科看護師のスケジュールについて紹介します。
まず8時から8時半に出勤して診察や検査の準備をします。診察が開始する9時くらいまでに準備を終わらせて午前の診察に備えます。診察や検査の準備は医師の診療室物品の補充や電子カルテ、そして治療に必要な医療機器の立ち上げなどですが、クリニックによって検査方法が異なるのでそのクリニックのやり方に沿って準備をします。
内科は予約制を取っていないところが多いため、来院した順番で診察をしていくことになります。風邪や頭痛といった急な体調不良の方や、慢性疾患で定期的に採血などの検査をするために来院される方などさまざまな患者さんが訪れます。内科看護師はこのような患者さんに医師の指示のもとで注射や点滴といった処置を行います。

午後のスケジュール

午後のスケジュール

午前の診療はおおよそ1時に終わり、休憩を経て午後の診察が始まります。内科のクリニックでは休憩時間が比較的長く、1時から2時半といった1時間半近くの休憩時間が設けられていることがあります。そして休憩が終われば院内清掃をしてから午後の診察が始まります。最後の患者さんの対応が終わり次第、医療機器や電子カルテの電源を落として片付けをして終業となります。よほどの頃がない限り残業になることもありませんが、もし残業になったとしても大体30分ほどです。予約制でないにもかかわらず、残業が少ないのも内科の特徴です。

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